児童福祉施設、社会福祉施設(高齢者・心身障害者)等の栄養管理に関する部門及び関係行政機関、団体に勤務する管理栄養士・栄養士が所属し運営しています。
乳児から高齢者の幅広い年齢層と特殊性から、専門職としての資質向上していく必要があります。1施設1栄養士といった配置が多い状況の中、関心の高い内容の研修企画や、最新の情報を提供できるよう努めています。研修の場での情報交換を通して、それぞれの施設で活躍している栄養士同士の仲間作り、ネットワークが出来ることを目指しています。
高齢者施設・障害者施設・児童施設で働く、管理栄養士・栄養士が所属している部会です。
福祉の施設では、乳幼児から高齢者までを対象としたそれぞれの分野で、個別の栄養管理が必要とされています。
高齢者施設での栄養マネジメントについては、アセスメントの重要性とICFの考え方を基本にした「利用者の意向をくみ取った」栄養ケア計画を立案し、期間のモニタリングと、的確な評価をすることによって成果が見えるマネジメントが必要とされています。
障害者施設においても、障害からなる特性を理解して、先行している高齢者施設同様の栄養マネジメントが必要となっています。 また、児童施設では、心身の健康と食を育むという観点から食育の重要性が見直されています。子どもの状況に合わせた個別のサポートが必要とされている中で、家庭・施設・社会(地域)が連携して、専門職としての管理栄養士・栄養士の役割をきちんと果たしていくことが必要となっています。
上記内容と同時に、国の福祉施策にも耳を傾け、改定される内容に的確に対応するために、会員が一丸となって現場としての力を発揮することが大切です。今年度も会員のスキルアップを目指して高齢・障害・児童それぞれの分野の研修会を企画しています。また、日本栄養士会福祉事業部とも連携して技術の向上を勧めています。多くの方のご参加、ご入会をお待ちしています。
福祉事業部会 部会長 髙橋 寿江
部会長 | 髙橋 寿江(特別養護老人ホーム 鵠生園 第6) |
---|---|
副部会長 | 片山 忍(第1) |
会計 | 岡田 卓子(海老名こどもセンター こども育成課 第7) |
事業部(高齢) | 池田 麻理(特別養護老人ホームフレンド神木・神木保育園 第3) |
岡本 裕子(シルバータウン相模原 特別養護老人ホーム 第7) | |
苅部 康子(介護老人保健施設リハパーク舞岡 第1) | |
事業部(障害) | 大友 かおり(れいんぼう川崎 第3) |
山田 恵子(横浜市多機能型拠点 こまち 第1) | |
事業部(児童) | 荻野 利江(神奈川県立子ども自立支援センター きらり 第6) |
吉島 佳那子(川崎市こども未来局保育事業部運営管理課 第3) |
食(栄養)を通してすべての県民の健康増進(公衆衛生)に直接的に寄与し、学術の振興を通して、間接的に寄与することを目的とします。
「おいしく食べる嚥下調整食を極める!」——実習&試食を通して。——
令和6年2月3日(土)14:00~16:00
特別養護老人ホーム しゃんぐりら 管理栄養士 増田 邦子先生
「子どもの食と栄養」(仮題)
令和6年3月10日(日)13:00~16:00
相模女子大学栄養科学部健康栄養学科 教授 堤 ちはる 先生
「おいしく食べる嚥下調整食を極める!part2」
令和6年11月30日(土)14:00~16:00
管理栄養士 増田 邦子先生